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運動をする子どもに嬉しいカレーの栄養や作る時の豆知識について!

 
カレー
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スポーツ栄養道場道の南部です! 若い弟子たちを引き売れてスポーツ栄養を広めていきます!

カレーが好きな子どもは多いですよね。

カレーは、好きな食べ物ランキングでも堂々の1位を取るほどの人気者です。

人参、玉ねぎ、じゃがいもなど野菜もたっぷり入っていて、野菜が嫌いな子どもでもカレーの味で美味しく食べられるんじゃないでしょうか?

カレーは炭水化物、タンパク質、脂質、また野菜のビタミン・ミネラルも摂れて、栄養が豊富な料理だといえます。

今回は、運動をする子どもにとって嬉しいカレーの栄養やカレーを作る時の豆知識についてご紹介します。

カレーの栄養

女の子

カレーは、運動をする子どもにとって嬉しい栄養素がたくさん入っています。

では、カレーの栄養素について見ていこうと思います。

糖質がたくさん摂れる

カレーを食べる時は白ご飯をいつもよりたくさん食べることが多く、糖質を多く摂ることができます。

糖質は、スポーツをする時のエネルギー源としてとても大切な栄養素です。

カレーの香辛料によって食欲増進の効果もあるので、小食の子どもや夏バテで食欲不振の時にはおすすめです。

スポーツをする子どもは多くの糖質を必要とするので、白ご飯を多く食べるカレーで糖質をたくさん取ることができます。

豚肉のビタミンB₁

カレーには、豚肉、牛肉、鶏肉など肉類を入れますよね。

豚肉を入れると、豚肉に多く含まれているビタミンB₁を摂ることができます。

ビタミンB₁は、糖質の代謝を助けてくれ疲労回復に効果的な栄養素です。

豚肉でも、赤身の豚ヒレ肉やモモ肉、ロース肉にビタミンB₁は多く含まれています。

ビタミンB₁を摂ることで、スポーツでの疲労を和らげるのに役立ってくれるでしょう!

野菜が美味しく食べられる

野菜には、ビタミン・ミネラルが多く含まれています。

ビタミン・ミネラルは体の健康を維持するためにも欠かせない栄養素です。

野菜が嫌いな子どもも多いかと思いますが、カレーだと野菜に味がついて美味しく食べてくれるんじゃないでしょうか?

野菜をたっぷり入れて、子どもに野菜をもりもり食べてもらいましょう!

カレーにプラスすると良い物!

乳製品

カレーライスはそのままでも栄養価の高い食べ物ですが、カレーライスだけだと運動をする子どもに必要なカルシウムや鉄などのミネラルの摂取が少なくなってしまいます。

これらの不足する栄養素を補うためにカレーに入れると良い食べ物をご紹介します。

ヨーグルトなどの乳製品

カルシウムを補うには、ヨーグルトや牛乳などの乳製品をカレーに入れて作ると良いでしょう!

カルシウムは 骨や歯の材料となる大切な栄養素ですが、運動をする子どもに不足しやすい傾向にあります。

チーズをカレーにかけるなどして、チーズカレーにするのも良いですね。

ほうれん草

カレーの野菜の具材としてほうれん草をプラスすると、鉄分を補うことができます。

鉄は血液の材料となり、スポーツ選手に多い貧血の予防に役立ちます。

鉄も運動をする子どもに不足しがちなミネラルなので、積極的に摂っていきたいですね!

作る時の豆知識

具材を最初に炒める理由

料理

カレーを作る時って、最初に野菜や肉を炒めたてから煮るレシピが多いかと思います。

なぜ、具材を煮る前に炒めるかを知っていますか?

これにはちゃんとした理由があるんです!

具材の旨味を引き出す

肉や野菜を最初に油で炒めることによって、旨味を具材の中に閉じ込めることができます。

油で炒めると、油が具材の表面を覆って膜を作り、それによって栄養分を逃がさないようにする役割があるんです。

また、炒めることで野菜の甘味を引き出すことができます。

野菜の細胞が破壊されることで、甘味を感じやすくなることがその理由です。

玉ねぎでは、生で食べた時に感じる辛味成分が炒めることによって飛ばされ、そのことも甘味を感じる理由の一つなんです。

具材を最初に炒めることによって、カレーをより美味しくすることができるんですね!

野菜の水分を飛ばす

炒めることによって、カレーが水っぽくならないようにするという効果もあります。

油で炒めることで、具材の旨味を閉じ込めるだけでなく、水分も閉じ込める効果があります。

こうすることで、カレーに余分な水分が加わることなく作ることができ、とろみのあるカレーを作ることができるんですね。

また、水分を閉じ込めることで具材の煮崩れを防ぐ効果もあるんです。

具材を煮る前に炒めるのは、こういった理由があるからなんですね。

ルウを入れる時には火を止める

市販のカレールウを入れる時には、一旦火を止めてから入れるのが正解なんです。

この理由は、カレールウを溶けやすくするためなんです!

カレールウには、とろみをつけるためにでんぷんが配合されています。

このでんぷんは80℃以上で固まる性質を持っているため、温度が高いままルウを入れると、ルウがそのまま固まってしまうんです。

だから、しっかりルウを溶かしてからもう一度加熱すると、ルウのだまもなくなりとろみのあるカレーになるんですね。

ルウを入れる時には、一旦火を止めて溶かすことを忘れないようにしましょう!

まとめ

カレー

今回は、カレーの栄養についてや、具材を最初に炒める理由について紹介しました。

たくさんの栄養素が摂れるカレーライスは、スポーツをする子どもにとっても良い料理だといえます。

食べすぎには注意して、カレーを美味しく食べていきたいですね!

参考文献

  • 鈴木志保子 著:「理論と実践 スポーツ栄養学」 日本文芸社.2018
  • ハウス食品株式会社「カレーと栄養(その2)」(参照2019.3.11)https://housefoods.jp/company/shokuiku/taiken/curry-eating/nutrition2.html
  • サイエンスウィンドウ 2012年夏号(7-9月)化学でなっとくクッキング
    (参照2019.3.11) https://sciencewindow.jst.go.jp/html/sw46/sr-cooking



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