スポーツ食育のイベントを企画したい!具体的な考え方とは

今回は、スポーツ食育イベントの企画のやり方について紹介します。
最近ではアスリートや部活動の食事のサポートなどスポーツに関する分野で多くの管理栄養士が活躍しており、スポーツ栄養士になりたい人も増えてきていますよね。
スポーツ栄養士に憧れてフリーランスになったものの、
- スポーツ栄養を広めるためにどういった活動をしていいか分からない。
- 何かイベントを開催したいけどどんなイベントにすればいいのか悩んでいる。
- イベントを企画する時って何から考えればいいんだろう?
こんな風に具体的にどう動けばいいのか分からず、立ち止まってはいませんか?
企画がきちんと考えられていないと、「何のためにやったのかよく分からなかった」「楽しんでもらえなかった」などイベントの目的を達成することができなくなるかもしれませんよね。
楽しいスポーツ栄養士・南部さんに、具体的なイベント企画の考え方を教わりました。
イベントの企画の仕方を学んで、実際に計画を立てていきましょう!
イベント企画の具体的な考え方
イベントを企画する時には、次の3つのことを考えます。
誰のためにするのか?(Who)
イベントを誰のために開催するのか、具体的に考えます。
この具体的な人物モデルは、マーケティングにおいてペルソナと呼ばれます。
ペルソナを考える時には、年齢・家族構成・性格・悩み・希望…などを決めていきます。
この一人に向けて考えることで、テーマがしっかりと決まったイベントや商品が完成します!
スポーツ食育イベントにおけるペルソナの具体例を考えてみました。
- 伊藤幸子 33歳 女性 パート(スーパー)週5 徳島県在住
- 家族構成 夫(35歳) 娘:長女(12歳) 次女(7歳)
- 性格 明るい、落ち着いている
- 趣味 料理
- 子ども二人は陸上(短距離)をしている
- スポーツをする子どもたちがスタミナをつけられるような献立が知りたい
もっと具体的なペルソナの作り方についてはこちら>>>集客に欠かせないペルソナの作り方
何をするのか?(Do)
ペルソナを想像することができたら、その人の悩みの解消や希望を叶えるためにどのようなことをするのかを決めます。
このイベントに来ることのメリットや目的を明確にすることで、「イベントに行きたい」と思ってもらえるような企画を考えましょう!
例:スポーツをする子どもを持つ母親に向けて料理教室、セミナー
いつ?(When)どこで?(Where)
イベントの日時、場所を決めます。
日時は、平日or休日、昼or夜などペルソナが来れる時間帯に合わせて設定します。
また、交通機関で行けるとこか、どのくらいの広さの部屋かなど場所を探していきます。
例:日曜日11:00~13:00 駅近くのキッチンスタジオ
この3つを考えたらそれに合わせて、次の5つを考えていきます。
- タイムスケジュール
- イベントの中身(コンテンツ)
- Web広報(ブログ等)、SNS
- チラシ
- アンケート
タイムスケジュールでは移動時間を考慮したり、どこに重点的に時間を割くのかといったことが大切です。
ペルソナがどういった媒体をよく見るのかを把握し、それに合った宣伝をしていきましょう。
前回のスポーツ食育イベント
インターン1期生のスポーツ食育イベントが、昨年12月に開催されました!
子ども向けのトレーニングや料理教室が行われました。
インターン2期生の私も、スポーツ食育イベントを成功させられるように今回学んだ手順に沿って企画を考えていきたいと思います!
まとめ
イベント企画にこれから取り組みたいという方は、まずは是非「誰のためにやるのか」ということから考えていってみてください。
私もスポーツや食事をもっと楽しんでもらえるような食育イベント開催のために、ペルソナ作りからしていこうと思います!
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