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スポーツ栄養インターン生による食アス講座レポート

 
syokuasu
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藤本 和来

【食アスベーシック講座 受講レポート】

講師:南部 真也 氏
日時:2018年11月17日 9:30~13:00
場所:徳島イノベーションセンター

こんにちは。楽しいスポーツ栄養士南部真也さんのもとで、インターン生として、勉強をしている藤本です!

今回は、食アスリートベーシック講座(食アスリート協会)を受講してのレポートです。「伝え方」に着目して、管理栄養士目線で書いてみたいと思います。

1.講義の内容

~前半~

①食と向き合う

 

導入部分では、なぜ「食を学ぼうと思ったのか」「食事を変えてどうなりたいのか」を書き出し、「スポーツするということ」「食べるということ」について、概念から考え直す(自分に問いかける)ことで、食と向き合うことが出来ました。

②食べる力とは何か?

栄養価計算されたものを食べるのではなく食べることに「意識」できる力、食べたものを受け止める力(胃腸力)あるとわかった。

同じ食事を食べていても、食べる力によって体格差が生じることもあるため、意識して食べることの重要性を改めて実感しました。

~後半~

①食アス・スタイル

食アス・スタイルの基本的な軸は「ごはん」と「具沢山の味噌汁」
ごはんとおかずの割合は6:4!

やはり和食が体にいいことは、スポーツの体つくりにおいても同じなのですね。

②自分に必要なご飯の量を知る

後半は、自らの基礎代謝量等から、エネルギー必要量を算出し、そこからご飯の量を割り出しました。

私は1日のご飯の量750g(茶碗5杯分)でした。

計算をしながら、「普段から食べているから私は大丈夫」と思っていましたが…足りてない(◎_◎;)大発見!!米好きな私にとっては嬉しい結果です(笑)

どうやら、私のように「食べているつもり」の人は多いようです。

実際に必要なご飯の量を茶碗〇杯分と数値化することで、自分が食べられているのか、そうでないのか、見直すことが出来ました。

2.講座を受けての感想

 講座では、導入から「スポーツをするということはどういうことか」「なぜ食べなければならないのか」など、食事を考える前に食に対する「意識」を考えました。

今回は私の他に栄養士の方や、スポーツをしている子どもをお持ちのお母さんが参加者でした。スポーツをしているお子さんがいる親御さんや、部活の顧問の先生の方にも分かりやすいというだけでなく、栄養士が見落としがちな食の基礎について、改めて勉強できる内容でした。

参加者同士の意見を共有する場面が多くあり、終始、和やかな雰囲気でした。「なぜ食を学ぼうと思ったか」「食事を変えてどうなりたいか」等、意見を共有していく中で、各々が抱える食事の悩みや問題点が見えてきました。

今回伝え方として、最も印象的だったことは次の3つの点です。

①一体感

講座はおおよそ3.5時間でしたが、皆さん最後までメモを取りながら熱心に聞いていました。

伝えたい情報を「一方的に」伝えるのではなく、聞き手がどんなことに困っているのか、問題点や悩みを把握することが大切だと感じました。

悩みや問題点を共有する(させる)ことで、より自分の事として考えることができ、一方的でない和やかな雰囲気につながっているのではないかと思います。

②実践できない知識では意味がない

南部さんは講座中も「使わない栄養学の知識を押し付けるな!」と仰っていました。この言葉は、色々な意味でグサッと刺さります(笑)栄養士としては肝に銘じておきたいですね。

食事は毎日の事です。競技力を向上させたければ、良い食事を、良いタイミングで、適度な量を毎日、食べ続けないといけません。

どんなに良い情報だとしても、実践できなければ、結果にはつながらないのです。

③使える形に変える

南部さんの話は、栄養の専門的な言葉を使わないが、食事をする上で基本的かつ重要な情報が押さえてあります。受講した方からも「今すぐ実践できそう」と声が聞こえるほど、非常に実践しやすい内容でした。

また、わかりにくい言葉であれば、例を交えて補足をする、言葉を言い換えるなど工夫されていました。伝え手としては当たり前かもしれませんが、どれくらいの栄養士が実践できているのでしょうか。

単に「量をたべろ」と伝えたり、難しい専門用語でカチコチに固めるのではなく、「なぜ食べないといけないのか」メリットを伝え、食べることにワクワクさせることが栄養士の役割だと感じました。

今回の講座を聴いて、聞き手が「必要な情報」を「使える形」で提供できる技術を身につけたいと強く思いました。

 

まとめ

使わない栄養学の知識を押し付けないことが大切!
一方的に話をするのではなく、参加者の悩みや問題点を把握し、必要な情報を「使える形」で提供する!

 

 

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藤本 和来

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