午後の眠気を乗り切るためのエナジードリンクがいつの間にか毎日3本。今は不調がなくても、この飲み方を続けて大丈夫なのか気になっていませんか。
エナジードリンクを1日3本飲む習慣は、本数だけで大丈夫とは判断できません。 モンスター355mlならカフェインは426mg。健康な成人について欧州食品安全機関が示す1日400mgの評価値を超えます。
レッドブル250mlを3本なら240mgですが、400mg以下なら誰でも安心という意味ではありません。見るのはカフェインの合計と、製品ごとの飲み方です。
なぜ「1日何本まで」と一律に言えないのか
商品や容量によってカフェイン量が違ううえに、コーヒーやお茶から摂る分も合計に入るからです。
欧州食品安全機関(EFSA)は健康な成人について、1回200mgまでと1日に分けて400mgまでを安全性への懸念が生じない量と評価しています。どちらも全摂取源の合計です。目標量でも個人の安全保証でもありません。
例えばモンスター355mlは2本でも284mg。一日の400mgを下回っていても、一度に飲む量としては200mgを超えます。日量を本数に割り戻すだけでは判断できません。
この一般成人向けの数字は妊娠中・授乳中や子どもには当てはめません。持病や服薬がある場合も、かかりつけ医・薬剤師に確認してください。
あなたの3本は何mgですか
国内向けの以下の商品・容量で計算しました。別サイズや別商品には当てはめず手元の表示を確かめてください。
| 商品・容量 | 1本のカフェイン | 3本の計算値 |
|---|---|---|
| モンスターエナジー355ml | 142mg | 426mg |
| レッドブル250ml | 80mg | 240mg |
| リポビタンD100ml | 50mg | 150mg ※3本は用法外 |
| オロナミンC120ml | 19mg(分析値) | 57mg |
モンスターは100ml当たり40mgなので、40×3.55で1本142mgです。表は比較のための計算であり、3本飲むことを勧めるものではありません。
リポビタンDの「1日1本」は別の判断材料
リポビタンDは指定医薬部外品で、成人15才以上は1日1回1本100mlという用法・用量があります。3本の合計が150mgでも用法外です。
この比較で分かるのはカフェインが少ない順に並べても、飲んでよい本数の順にはならないこと。成分量と製品の用法は別々に確認する必要があります。
まとめ:本数より、手元の表示と一日の合計を見る
まず1本の容量とカフェイン量を確認し、コーヒーやお茶も含めて合計します。製品に飲み方の指定があれば守ってください。就寝近くのカフェインは睡眠に影響する場合もあります。
動悸・めまい・吐き気などがある場合は、目安以下だからと飲み続けず医療機関に相談してください。 本数を減らすだけで対応できるとは限りません。

出典
- モンスター公式製品情報・国内販売元アサヒ飲料:カフェイン40mg/100ml、355ml缶。
- レッドブル公式製品情報:250ml中80mg。
- 大正製薬 リポビタンD:100ml中50mg、用法・用量。
- 大塚製薬 オロナミンC:120ml中19mg(分析値)。
- 欧州食品安全機関 Caffeine:健康成人の単回量・一日量の評価と睡眠への影響。
- 農林水産省 カフェインの過剰摂取について・米国食品医薬品局の解説:摂取源・症状・不調時の相談。
商品情報は2026年9月17日確認。この記事は一般的な情報の整理であり、個別の診断・指導ではありません。
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